木からみえてくる木の歴史


木を見ているとその木の生い立ちというか歴史がみえてきます。
例えば、木の外見からでは見えない節があります。
通常、節というのは木の枝が生えている部分にできるものですが何年も何十年も前に枝が折れ、木自身の再生能力によって節を覆い隠すことにより見えない節ができます。
全く傷のない木もいいですが、板の一部に穴が開いていたりその周りに多少の腐りがあったり、木くい虫に食べられていたりと、大木になればなるほどそういった歴史がみえてきます。

私は、節や穴、虫食いのあとがあっても木製品にした場合強度上問題がなければ使っていきたいと考えていますし、
そういった木の歴史を美しく表現するのが私の役目だと思っています。